終活サポート

自分と家族の安心を。

終活とは?

「終活」とは、「人生の終わりのための活動」の略称です。

近年、少子高齢化が進んだこともあり、「周りに迷惑をかけずに人生を終えたい」と願う方が増えています。
それは、ご自分の願いであると同時に、遺された親族にとっても大変に意義のあるものなのです。

その活動を通して、将来の不安から解放され、「自分らしく残りの人生を生きる」ことが、終活の意味であり、その真の目的だと言えるでしょう。

何から始めればいい?

①身の回りの整理

まずは、ご自宅の整理を行うと良いでしょう。
相続経験のある人が、口をそろえて大変だったと語るのが「遺品整理」です。
ご家族にとっては不要だったり、処分したいと思うものの中には、自身の死後も残しておいてほしいものや受け継いでほしいものがあるかもしれません。反対に、速やかに処分してほしいものもあるでしょう。

その判断は、ご本人しかできません。
しかし、遺されたご家族は、遺品一つひとつについて考え、悩み、答えのない決断をしなければなりません。それは、大変に気力の要する活動なのです。

最近では、遺品整理を専門に行う業者も増えていることから、外部に委託する人が増加していることが伺えます。

心身ともに健康なうち断捨離を行い、想い出の品はエンディングノートにまとめておく等をしておくと、遺された家族の負担も小さくなるでしょう。

②財産整理

ご自身の財産に係る生前整理を行いましょう。
特に、現金は以下の三点に分けて考え、将来の資金設計と相続財産の概算を行いましょう。

1.日常生活に使用する、出し入れするお金
(生活費、公共料金の支払額など)
2.将来における用途が定まっている、これから使うお金
(旅行費、リフォーム代、介護施設への入居費)
3.用途の定まっていない、“財産”となるであろうお金

また、不動産の管理や行先も考えなければなりません。
相続におけるトラブルは、遺産分割が原因です。上記で振り分けた財産となる金銭額と不動産の推定評価額から、揉め事が起こらないような遺産分割ができそうかを考えてみましょう。
場合によっては、遺言書の準備が必要になる場合もございます。

相続トラブル・遺言書作成についてはこちらをご覧ください。

また、相続時における困りごととして挙げられるのは以下の通りです。

  • 入っていた生命保険がわからない
  • 印鑑や通帳が見つからない
  • 暗証番号がわからない
  • 契約しているものの詳細がわからない

自身が亡くなった後、家族には数多くの手続が待っています。その中で、所在や情報で不明なものが多いと時間も気力も奪うことになりかねません。
できる準備は、可能な限りしておきましょう。

③葬儀とその後の準備

ご本人様亡き後、まずはじめに直面するのは葬儀の問題です。
盛大なお葬式を行ってほしい方もいらっしゃるでしょうし、家族葬で予算を押さえ、相続財産に充ててほしいという方もいらっしゃるでしょう。

事前に希望をエンディングノートや遺言書に記しておくことで、手続きの道すじが経ち、ご家族が動きやすくなります。

また、近年はお墓に対する考え方も変化しつつあります。
遠方にご家族がいらっしゃる場合は、お墓参りが負担にならないように改葬したり、納骨堂に遺骨を納めたいという方も増えてきています。

墓じまい、改葬手続きに関してはこちらをご覧ください。

上記の事を踏まえ、必要な事項をエンディングノートに記載していきます。
必要があれば、相続がトラブルなくスムーズに終えられるように遺言書を作成します。


行政書士こそね事務所では、終活サポートを相談料のみで実施しております。
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